料理本?と思われるかも知れませんが、実はそうではないのです。
タイトルの意味するところは・・・
不登校で悩み苦しんでいた娘に元気になってもらいたくて、
飯田は作る料理すべてにユニークな名前をつけ勇気づけました。
そのひとつが「ひき肉たっぷり元気になるラザニア」でした。
飯田の生い立ちから今に至るまでのジェットコースターのような半生を綴った私小説。
一人でも多くの方に「あきらめなければ夢や想いは必ず叶う」とのメッセージを
こめた応援本でもあります。
プロローグ
第一章 商家の食卓
第二章 アメリカ留学
第三章 学生結婚
第四章 娘との出会い
第五章 うつ病〜自殺未遂
第六章 離婚
第七章 登校拒否
第八章 巣立ち
第九章 幸福な偶然
エピローグ
成人した娘への手紙 〜あとがきに代えて〜
(登場人物は仮名)
【書評】の数々は
こちら
代表的書評・・・本の概要がわかります↓
「ヤクルトレディーからミリオネーゼの役員秘書、そして起業の夢を実現」という異色のキャリアを持ち、現在世界おもてなし料理研究家、女性のキャリアデザイナー、子育て・教育支援アドバイザーとして活躍する飯田ようこ氏の初の私小説。 セレンディプティ「幸運な偶然」が著者を成功、そして幸せへと導いてくれた。
車の中でこの本を読んで涙していた女性を見かけた。男性からも、ここまで壮絶な戦いを乗り越え、明るく生きている女性がいることに勇気をもらった。 そして、この本を読んでもう一度生きてみようと希望をもらったとの感想が届いたそうだ。
タ
イトルからすると、一見「料理本?」と思うかもしれないが、実際は 優しいタッチ、美しい文章で綴られた感動的なストーリー。 著者の実体験をもとに次から次へとストーリーが展開され、どんどん引き込まれて行く。
実体験をそのまま綴ったら小説になってしまったというぐらい、波乱万丈に満ちた人生。その中で培った「どんなことがあっても生き抜く知恵と勇気」が伝わってくる、男女問わず幅広い年代の人に読んでもらいたい一冊だ。
料理研究家としてのバックグラウンドが形成される幼少期から単身でのアメリカ高校留学時代が書かれている前半は、幼いながらも「自分の人生は自分で切り開くもの」という著者の根本的な生き方が伝わってくる。
帰国後、親の反対を押し切って学生結婚をするのだが、その辺りから物語は急展開を見せる。
長女の出産、家計を支えるための数々の仕事、生き地獄を見たうつ病、自殺未遂、離婚、1対1の体を張っての子育て、娘の不登校、キャリアアップ、そして起業・・・
様々な葛藤や困難を乗り越えながら、娘とともに著者自身が成長していく過程が見事に描かれている。
特筆すべきは娘との関係だ。
著者は、離婚後一人で娘を育てていくわけだが、子育てはきれい事だけではできない。
時には激しくぶつかり合いながらも、全身全霊をかけて子供を守りぬく。その愛情は、きちんと伝わっているのだ。成長してからの娘の言葉の一つ一つが、母である著者への感謝と信頼に満ちている。
真の信頼関係は「逃げないこと」から始まるのではないだろうか。そんなことを考えさせてくれる親子関係だ。
著者自身、末期のうつ病により生き地獄をさまよったという。しかし、うつ病になったからこそ、人の弱さと強さ、優しさなどを学び、それが今につながっているのだ。その苦しみはきっと将来大きな宝になる。
「これからどうしたらいいんだろう」社会の価値観が大きくゆらぐ中、自分の生き方に迷いを生じている女性が増えている。結婚、 出産、子育て、家庭と仕事の両立、キャリア、起業 … 悩める女性たちに「輝いて生きる」ための指針となる本である。
この小説は 涙なくしては読めないが、読み終えた時のすがすがしさとエネルギーは、 既婚未婚・年齢・性別を問わず、生きる希望と勇気を与えてくれる。
どんな時代にも左右されない、永遠と語り継がれていく本物、そして美しい一冊である。